ドコモ(docomo)から電話番号をそのままで格安SIMに乗り換えるときに必要になるのがMNP予約番号です。
今使っている電話番号をそのまま引き継いで、格安SIMで使うには必ずMNP予約番号というものが必要になります。
こちらの記事ではドコモ(docomo)からMNP予約番号を発行する方法(転出手続き)を詳しく説明します。
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MNP予約番号って何?
MNP予約番号とは、携帯電話を他社に乗り換えるときには必要なものです。これがないと乗り換え先で電話番号を引き継いで契約することができません。
そのため、他社に乗り換えるときはこのMNP予約番号を予め発行しておく必要がありますが、携帯会社によって、発行方法はいくつか用意されています。
MNP予約番号を発行する前に注意すること
MNP予約番号を発行する前に注意することがあります。
MNP予約番号は他社に携帯電話を乗り換える際に電話番号を引き継ぐための番号ですが、いくつか注意が必要です。
ドコモの携帯電話の契約には通話ができる契約の音声回線契約とデータ通信のみができる契約のデータ回線契約の2種類があります。この2種類のうち、MNP予約番号が発行できるのは音声回線契約のみになります。データ回線契約はMNP予約番号が発行できないので注意してください。
回線契約の種類 | MNP予約番号が発行できるか | 代表的なプラン |
---|---|---|
音声回線契約 | 発行ができる | カケホーダイ |
データ回線契約 | 発行ができない | データプラン(スマホ・タブ) |
データ回線契約の電話番号を乗り換えたいという時は、カケホーダイなどの音声回線契約プランに変更してからMNP予約番号を発行することになります。この手続きは電話か店舗で可能です。
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ドコモのMNP予約番号を発行するには?
ドコモののMNP予約番号を発行する方法は3つあります。
- オンラインでMNP予約番号を発行する。
- 電話でMNP予約番号を発行する。
- 店頭でMNP予約番号を発行する。
それぞれの方法について詳しく説明します。
1-1. オンラインでMNP予約番号を発行する
オンラインでMNP予約番号を発行する方法は、PC・スマホからでも24時間いつでも受け付けています。手続きも5分あれば完了するので、オンラインでMNP予約番号を発行するのが一番手っ取り早いです。
オンラインでMNP予約番号を発行するにはPC・スマホならMy Docomo、iモード携帯ならiMenuにログインして手続きすることになります。
My DocomoでMNP予約番号発行
My Docomoにアクセスして、『ログイン』→『ドコモオンライン手続き』→『ご契約内容確認・変更』→『携帯電話番号ポータビリティ予約』から申し込めます。
iモードの場合は『i-menu』→『お客様サポート』→『お申込・お手続き』→『各種お申込・お手続き』から申し込めます。
1-2. 電話でMNP予約番号発行
電話でMNP予約番号を発行する方法は、ネット環境がない場合やオンラインでうまくMNP予約番号が発行できないときにオススメです。ドコモの電話サポートの人と話しながらMNP予約番号が発行できるので困ったことがあっても安心してMNP予約番号を発行できます。
電話でのMNP予約番号の発行では携帯電話の契約者本人の確認として、名前、生年月日、暗証番号の確認がありますので代理人が電話でMNP予約番号を発行するときは必ず、契約者本人が側にいて、本人確認できるようにしましょう。
1-3. ドコモショップ窓口でMNP予約番号発行
ドコモショップの窓口でMNP予約番号を発行する方法は、一番時間がかかります。
ドコモショップは割合、月末や、年末、春などの携帯ショップが忙しい時期になると待ち時間が1時間以上になることも普通にあります。
できれば、オンラインか電話でMNP予約番号を発行したいところですが、ドコモショップ窓口でMNP予約番号を発行する必要がある場合は、本人確認に身分証明が必要になりますので忘れないようにしましょう。
契約者本人でなく、代理人がMNP予約番号を手続きする場合は委任状が必要になります。
↓こちらで委任状を準備してからドコモショップに行きましょう。
MNP予約番号はすぐに発行されるか?
一部の格安SIM会社などではMNP予約番号の発行手続きを行うと数日後に発行されることもありますがドコモのMNP予約番号は発行手続きを行うと、即時に発行されます。
電話でMNP予約番号を発行したときは、MNP予約番号をメモするなど忘れないようにしましょう。
MNP予約番号の有効期限は?
MNP予約番号の有効期限は大手キャリア、格安SIM会社など関係なく有効期限は15日間です。
有効期限は発行から15日間です。
15日間を過ぎると、MNP予約番号は無効になりますので、再度MNP予約番号の発行手続きを行いましょう。
MNP予約番号を発行しても、有効期限内に他社に乗り換えなければ解約されたりすることは一切ありません。
乗り換え前にdポイントを使い切りましょう
ドコモからMNP予約番号を発行して、乗り換える前にdポイントが貯まっているか確認しましょう。dポイントの確認はMNP予約番号の発行と同じようにオンライン・電話で行うことができます。
dポイントが残っていたら解約するとdポイントがなくなってしまいます。
dポイントをお手軽に使うならこちらの『dショッピング』で使い切っちゃいましょう。
切断型MNP予約番号とは?
通常のMNP予約番号の発行とはことなり、MNP予約番号の有効期限15日間が過ぎたら解約になる予約番号の発行方法があります。
通常はこのMNP予約番号の発行方法は使わないですが、乗り換え解約を前提でMNP予約番号を発行する場合に用いる手続きを『切断型MNP予約番号の発行』といいます。
通常のMNP予約番号は乗り換えを行ったタイミングで回線契約は解約になりますが、こちらの『切断型MNP予約番号の発行』は発行を行ったタイミングで解約になります。乗り換えるまでの間は電話が使えなくなるのであまり使う機会はありませんが必要なときはこういうのがあるということを知っておくとよいかもしれません。
『切断型MNP予約番号の発行』はドコモショップでしか手続きができません。オンライン、電話ではこの手続きができませんのでご注意ください。
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